2011年7月 9日

ゲキ×シネ 劇団☆新感線RX『薔薇とサムライ』

ゲキ×シネ 劇団☆新感線RX『薔薇とサムライ』を見てきました。

前にも書きましたが、ゲキ×シネは舞台収録映像の劇場公開です(これムックにも書きたかったけど、音楽モノじゃないから断念したんだよね)。

これは前に見た『五右衛門ロック』と同じシリーズで、古田新太扮する石川五右衛門を主人公にした冒険活劇。新感線RXは生バンド入りのバージョンです。

今回は天海祐希扮する女海賊アンヌとタッグを組み、ヨーロッパの小国を舞台に大暴れ!といった内容です。

感想は続きにて。

 

正直に言えば、『五右衛門ロック』の方が面白かったんですよ。話の深みが五右衛門ロックの方が上でしたし、細かなネタの挟み方ももうちょっとあっても良かったかな...。天海さんもうまいんだけど、ピンで歌ってるとどうしてもヅカだと思ってしまって(笑)。意外と良かったのが山本太郎と神田沙也加でした。神田沙也加はコメディエンヌ的にもいけるんじゃないかな。新感線の大ファンらしいですね、彼女。

ただ、ゲキ×シネとしての完成度は、音響処理などを含めてかなり詰められてきたように思います。

 

見ていて気になったのは、セット美術のほとんどがLEDによるスクリーンで、自由度が高いのはいいんだけど、どうしても平面的になりがちですね。ゲキ×シネの場合は寄りも多いので、LED画素が目立つ部分もあったかな。

 

などと言いながら、3時間の長丁場を飽きさせずに見せてくれるのはさすが。

カーテンコールで出てきた古田新太が口から水を霧散させて、DXチョップを2発決めたのには、相方と二人で大爆笑しました。まんまHHH(笑)。知らない人はHHHで検索してみてくださいね(WWEネタです)。これのおかげでかなり気分よく帰れました(笑)。

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