メモ:高音質配信vsCDは不毛
高音質音楽配信大好きっ子(注:37歳既婚)の私です。
高音質配信の良いところは……
・音が良い
・CDからリッピングする手間が省ける(ただしWAVだと自分でメタデータ入れないといけない)
・CDみたいにパッケージがないので「あれ?どこに行ったっけ?」みたいなことがない
・廃盤がない(はずなんだけどな...)
・読み込みドライブのエラーなどに悩まされない
・通販の受け取りを気にしなくてよい
……というメリットがあります(あ、頭痛が痛い系の文だ)。
制作サイドからしてみれば、製造や流通コストがカットできるのも魅力ですし、24ビット/48kHzで制作したのに、泣く泣く16ビット/44.1kHzに落とすということを避けることができます。
デメリットとしては……
・HDDが飛ぶとデータが飛ぶ(バックアップ取ればいいという話)
・データが大きい(まあ致し方ないです)
・ブックレットがないことが多くクレジットが確認できないこともしばしば(これも売る側の工夫次第)
・中古で転売できない
……といったところでしょうか。
制作サイドとしては
・売りにくい
・CDマスタリングを前提にすると、まとめづらい。CDがメインで高音質用に別途マスタリングするとコストが二重になる
特に音質は大きくて、DSDのものなどは鼻血が出るくらい素晴らしいものが多く、その場の空気感まできちんと再生されていると感じることも少なくありません。
個人的には高音質配信(少なくとも16ビット/44.1kHz)があれば、もうCDで買う必要はないなとも思うのですが、ブックレットの問題は大きくて、クレジットが確認できないのは不便だなと思うことも多々あります。まあこれはPDFでブックレットを付けるなり、Webサイトでクレジットを公開するなりで対応してほしいなと。
他方で、CDにもまだまだ可能性があると思うのです。