2012年1月 8日

Fuse & Clepsydra

井上淑彦Fuse、昨年に続いて横浜ドルフィー3daysの中日に行って来ました。

 

上の動画は別バンド「Clepsydra」のものです

1st

 

  1. 冒険
  2. 作品2(仮題)新曲
  3. 作品4(仮題)新曲
  4. 作品3(仮題)新曲

 

 

2nd

 

  1. 作品1(仮題)新曲
  2. Evolution
  3. Fireworks
  4. North Rider

 

 

Enc.

 

  1. ずっと...

 

 

昨年も書いた通り、Fuseとは切っても切れない関係にあるのですが、また進化していてうれしい限りです。昨年の新曲の多くは別バンド、Clepsydraで形になっていますが、今年の新曲はよりFuse向けかと思いました。新曲づくしということは、まだ練れていない部分もあるわけですが、今後も大きく進化していくと思います。個人的には作品1が特に好きです。典子夫人にうかがうと「もうクリスマスもお正月も無しでこもりっきりで曲を書いていた」そうで、井上さんらしいな〜と思いました。

隣に大学生と思しき二人組が座っていて、「ピットインがさ〜」「最近ロックばっか向かっててだめだわ〜、おれ」とか言っていたのですが、演奏が始まると真剣そのものの表情で、大感動していたのがとても新鮮でした。

「North Rider」のエンディングでは角田さんのドラムが16分ツイン・ペダル状態で、“メタルか!w”と思いましたが、それも含めてかっこ良かったですね。

かれこれ14年もこのバンドやってるとは……よく考えたら父が他界したから11年も経ってるんだから、そりゃそうですよ。

(ところで井上さんのソプラノって以前からMark VIでしたっけ?)

 

で、帰り際に井上さんからClepsydraのライブDVDをいただきまして、今日見ていました。

 

昨年出たアルバム『Un Jour』を聴いたときから感じていたのは、これはどこでもないところの民族音楽のようだ、ということです。

僕は意識的に「ジャズ」という言葉で現在形の音楽をカテゴライズすることを避けています。それはカッコつきの「ジャズ」が既に和食屋・居酒屋のBGM(ミューザック)的な機能音楽と化した現在において、新しい音楽形態を模索する姿を形容する言葉としては、適していないからと感じるからです。

まあ、ともかく聴いてください。

 

Fuseでもアンコールでやった「ずっと...」はとてもいい曲です。目汁止まりません。

ところで仙道さおりさんと僕と同い年なんですが、すごく若く見えますね...。

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コメント[1]

えっと、すっかり書き忘れていたけれど、clepsydraについて。
2番目の動画のun jourとか、(こういう表現)ちょっとザヴィヌルっぽいポップさがあるな〜とCDで聴いたときから思っていました。で、このバンド、ベースレスなんですが、DVDを見ながら僕の頭が勝手に埋めていった音は、普通のベースというよりもジャコみたいな感じだったんですよね。
だとすると、ベースよりも、チェロとか、そういう中低域系の楽器がゲストで入るのも面白いんじゃないかな〜とも思いました。勝手な意見ですけど。

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