2009年7月16日

スケッチ・オブ・ミャーク

午前中は昨日届いた連載原稿まとめ。
いくらなんでも連載はやらんといかんでしょ、ということでやっております。

午後に長めの会議。
夕方からは今やってるプロジェクトに関しての調整など。
20時に退勤して飯田橋のブックオフに。探している本は見つからず。
四谷図書館にある、原書は売ってるという情報もいただいたけれど、
自分の行動エリアから外れたところの図書館にはなかなか行けませんよ。
学生さんならともかく。
原書(英語)は……さすがにそこまで労したくない(笑)。

帰宅。ご飯はゴーヤチャンプルー。
食後、気がついたら気を失っていました。風呂にも入らず就寝。
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久保田麻琴さんが主宰するBlue Asia名義での『スケッチ・オブ・ミャーク』を聴いています。
これはものすごくものすごい作品です。
ああ、何と表現したらいいのだろう!?

久保田さんは、喜納昌吉を「発見」(コロンブスの“新大陸”的な意味で)したという
大功績があられるわけですが、それから30年、
沖縄を通り越して宮古島に、ものすごい“本物”を発掘してしまいました。
本作は、宮古島で歌い継がれる現地の音楽をフィールドレコーディングし、
それを新たな音楽作品としてまとめあげたというものです。

宮古の人々には、「歌われなければならない理由」があるわけです。
表現しなくてはいけない理由が。
久保田さんは媒介者として、それを決して古びないものにして「魅せる」、
言ってみれば超有能なエディターとして本作に表れます。
「強い」表現です。

世にエンターテインメントのプロダクツとして氾濫しているものも多くはゴミです。
なぜなら、その多くは「表現しなければいけない理由」が乏しいから。
お金を稼ぐのなら、音楽や映像の形を取らなくてもいいじゃん?
どうしてそのようなことを表現するのか、確固たる理由を持つことが大事だなと思います。
そしてその理由を持ってコトに望むのがプロです。

僕自身はそういう表現者に憧れているアマチュアであり、
しかし、そういう表現を伝えていくエディターとしてはプロとしての自覚がある、ということ。
その線引きは大きいんじゃないかなぁ。

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イ・ソジンという韓流スターがいることを知りました。
ぜひうがい薬のCMに出てほしいです。
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明日は打ち合わせが2件(社内・社外)。
昼には友人と会食予定。

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