2009年8月23日

通過儀礼

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昨日・今日と相方の実家に行ってきました。和歌山県の、日本で一番営業線路が短い鉄道が通っているすぐそばです。

 

行き帰りの新幹線はN700系で、東京〜新大阪間ではネットが使えます。コンピューターは持っていかなかったのですが、iPod Touchはあったので、ネットに接続できました。しかし、このブログで新しい記事を書くことは、仕様上できませんでした。

 

相方のお母さんが入院したので、お見舞いというか、取りあえず必要なものをそろえたりするために行きました。詳しいことをこの場で書くのは控えますが、高齢ですし、まだ検査中なのではっきりしたことは分かりません。ただ、これからしばらくは割と頻繁に相方は帰らなければいけないだろうし、僕も一緒に行ける限りは行くことになることは間違いないでしょう。我々は二人とも兄弟姉妹がいないので、こういうことになると負担をシェアできる人がいないのはちょっと困りますが、それをぼやいても仕方がありませんしね。

 

いろいろ思ったことはありますが、うまく整理して書けません。

僕自身は、9年前に父を亡くしていますし、そのほかにも数奇と言うほどではないですが、結構いろいろなことを経験してきました。それに比べてうちの相方はアクシデンタルなことに遭遇している数が少ないので、否が応でもいろいろ自分を見つめ直す機会になるんじゃないかと思います。

それと同時に、僕自身も妻の実家で起こっていることにどう対処していいのか分からず、当惑しているというのが真実です。例えば普段、相方から見た自分のことを説明する機会というのもあまりないので「えーと、……夫です」と言う言葉がスルっと出てこないですね。その他諸々を含めて精進します。

しかし、地方の荒廃っぷりは、シャレになっていないかもしれません。東海道育ちの僕は、それなりにどこを見ても産業というものの存在を感じられるつもりでいたのですが、そこから少し外れると、じゃあこの土地に住む人々は一体何を生業として暮らしているのか、町並みを見ても全く想像できません。ちょうど衆議院議員選挙ですが、その土地のドンと言われる政治家は一体何をやってきたのか?と疑問に思います。もちろん国会議員は全国民の利益を考えなくてはなりませんが、選挙区の人たちの生活をどうやって維持していくのか? あまりにも無策じゃないですか?

と同時に、例えばこういう自体に遭遇した30代夫婦に対して、どのような公的制度があって、どう助けてもらえるのか、助けてもらえないのか? これから調べますけど、あまりにも不案内過ぎます。

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