2009年8月15日

RIGOLETTO KITCHENにまた行ってしまった

RIGOLETTO_KITCHEN_ENTRANCE.jpg

どれだけ好きなんだと言われそうですが、またもRIGOLETTO KITCHENに行ってしまいました。土曜日ということもあり、開店は12時。休日に行かれる方は要注意です。

今日は、アラカルトでオーダーしようとしたのですが、土・日限定のランチセットがあまりにもお得なので、ついついそれを頼んでしまいました。前菜・肉料理・パスタorピザ・コーヒーorハーブティーというラインナップです。

 

オクラの前菜.jpg

まず、“お盆によくいらしてくださいました”ということで、サービス品としてオクラとキャベツの前菜が出てきました。横に付いているソースは生クリームにアンチョビ・ソースなどを加えたもの。赤いオクラは堅めで、粘り気があまりない感じです。オクラのさわやかさと濃厚なソースがよくマッチします。

 

カンパチのカルパッチョ.jpg

次は本来の前菜として、カンパチのカルパッチョ(2切れ)。先週来たときに単品で頼んだので、一瞬このコースを注文するのをためらったのですが、今日も美味でした。トマトとパプリカをみじんにしたものには青ネギとハーブ(ミント?)が絡められていて、これも実にさわやかです。前のお皿とオクラが被っているのはちょっとマイナスなんですが、サービス品に文句を言っても仕方ないですしね。

 

鶏モモのコンフィ.jpg

続いて肉料理は鶏モモ肉のコンフィ。これがボリュームがあって驚きました。パンというかフォッカチャが1切れつきます。ジャガイモ(インカのめざめ)も口直しには最適。鶏も皮はパリパリ、中はとってもジューシーです。

 

青森にんにくのペペロンチーノ.jpg

この後、パスタorピザですが、我々はパスタにしました(5種類くらいから選択できます)。相方は青森産にんにくのペペロンチーノ。このにんにくが甘さも感じられる、ほっこりした食感が素晴らしい。

 

小エビのジェノベーゼ.jpg

僕は以前、新丸ビルのRIGOLETTOでオーダーしたことのある小エビのジェノベーゼ。バジル・ソースが濃厚ですが、プチトマトの酸味がうまくバランスを取ってくれます。

この後、コーヒーorハーブティーが出ます。ここまででお値段は一人……1,800円! 安くないですか?

 

しかし、RIGOLETTOの恐ろしいのはこれからです。コーヒーとお茶はどちらもたっぷりサイズ。ああ、デザート食べたいけど、お腹いっぱいだし……と思いながらお茶に口を付け、でもメニューだけでも見ようかな?と考えています。そこにウェイトレスさんがスパゲティの皿を片付けながら「もしお腹に余裕があればデザートはいかがでしょう?」とデザートメニューを持ってきます。

えーと……心が読めるんですかね?

 

ティラミス450円.jpg

チーズケーキ550円.jpg 

そうして相方が注文したのがティラミス(450円)、僕はチーズケーキ(550円)でした。どちらもおいしかったのですが、ティラミスは最下部のスポンジにしみこんだリキュールの味も含め、特に素晴らしかったです(こっちにすればよかった)。

 

そんなわけで大ファンのRIGOLETTOでありますが、ここ(Huge)の社長、新川義弘さんの著書がAmazonから届き、読み始めました。

まだ端々しか読んでいませんが、お店に何度か脚を運んでいる印象も含めて考えてみると、たぶんRIGOLETTOをはじめとするHugeのノウハウを真似することは、そう難しくないと思います。ただ、真似しても絶対成果は出ません。メニューが良くても、そして安くても、飽きられるからです。

ではRIGOLETTOは何がすごいかと言えば、それは品質・プライスに加えてサービス(オペレーション)が良い点にあります。今日は、若干オペレーションのミスが感じられたこともあったのですが、それは非常に些細なことでした。僕が気がつく範囲では、分煙はもうちょっと推進する必要ながあるかもと思いましたが、恐らく「絶対にタバコは嫌です」と言えば煙の来ない席に通してくれるはずです。

結局、どんなにおいしくても、印象の悪い店には足が向かないのが人間なんです。その点、RIGOLETTOは徹底的にサービスの充実を図って、わざわざ来てもらえる店作りをしている。そこに強さがあると思います。

新川氏は、街の風景が移り変わるこの世の中で「100年愛される、街の資産としてのレストラン」を目指していると言います。100年続けるだけならまだしも、100年愛されるとは、これは大変な努力が必要です。取りあえず1年くらいRIGOLETTOを愛していますが、この先50年くらい、愛し続けられるお店であってほしいと思いますね。

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