WORLD HAPPINESS 09
WORLD HAPPINESSです。朝11時に新木場集合で、えつままと、お友達のスミレーヌさんと待ち合わせていきました。開場直後までは晴れていたのですが、だんだん曇ってきて、非常に助かります。去年もこんな感じでした。
●mi-gu
オノヨーコみたいなんじゃないか、と思いました。政治的主張は一切無いけど(笑)。清水さんは、コーネリアス・グループで何度も見ていますが、やっぱりギターの方が合ってますね。かっこいい。名越さんが6弦のベースギターで参加。FARFISAを弾いていたのが、初めて見る細海魚さん。
●pupa
たぶん新曲あり? 知世ちゃん超かわいい。
●コトリンゴ
ドラムが坂田学さん。ベースが村田シゲさん。コトリさん、好きなんですが、LEFTステージが遠かったのでイマイチ盛り上がれず。
●LOVE PSYCHEDELICO
……とGREAT3とpupa、と言いたくなりましたが、「LADY MADONNA」からなんとYMO「Nice Age」に行きました! カコイイ!
●高野寛
「ベステンダンク」「虹の都へ」「夢の中で会えるでしょう」をやってくれました。あとは新しいシングル「Black & White」。もう何も言うことはありません。感無量。ギターが松江潤さん。冴えまくってました。ドラムは宮川さんでした。
●Y.Sunahara
まりんです。クラフトワーク的なテーブルが2つ。たぶん先日あったというリキッドルームでのライブとセットは一緒なんでしょう。映像付きで、音そのものが強い印象。とても8年間後ろに退いていた人とは思えません。
●ASA-CHANG&巡礼
“悪い人は誰ですか”とつぶやき続ける「影の無いヒト」が圧巻。U-zhaanのタブラはすごい!
●スチャダラパー
いきなり「ブギーバック」だもんなぁ。えらいなぁ。あれだけエンターテインメントとして成立させながら、“力まない”という姿勢を貫徹する姿はすごい。なにげにSHINCOさんのビートはかっこよい。
●THE DUB FLOWER
いとうせいこうさんの新バンド。いやー、熱かった! あんなにアジテートするせいこうさんを見たのは初めてです。なぜか2曲目がダブ・アレンジの「傘がない」(笑)。DMX師匠のミックスもバッチリでした。ブログを見るとご本人は納得いってなかったみたいですが。
●Chara
声が出てない気がしました。この間、せいこうさんがtwitterでスチャダラが楽屋でDQ9通信しているとつぶやいていたので、相方が楽屋脇にDSを持っていったら、見事ANIをキャッチ!
●グラノーラ・ボーイズ
堀込高樹+田村玄一+桜井芳樹+千ヶ崎学+矢野弘康……で何をやるのかと思えば、インスト主体のソフトロック。まさかの「Witch-Tai-to」!(ハーパーズ・ビザールではなくちゃんとジム・ペッパーと言っていた。兄偉い)とてもいい感じです。
●ムーンライダーズ
我らがアイドル。メニュー的には割と定番系。夏秋さんのドラムが妙にでかいバランスだったのがちょっと心残り。番長と一緒に暴れまくりました。
アルバムの発売日、9/16じゃん。紙資料至急ください!
●相対性理論
噂のバンド。LEFT STAGEだったので、双眼鏡で見てました(カメラもずっと引きなんだもん)。遠目に見るやくしまるえつこは……mi-guのあらきさんとそう変わらない気がするのだけど。
で、音はですね、ドラムはちゃんとしてるなと思いつつ、これは何かっぽいなーと思って帰り道に気がついたのは野宮真貴のデビューアルバム『ピンクの心』です。このアルバムは、慶一さんプロデュースでムーンライダーズがバックを務めています。もちろんサウンドは全然違うけど、当時のニューウェーブ感と、東洋風のメロディを、今の時代感にトランスファーするとこんな感じ。
でも、やっぱり相対性理論は「アマチュアミュージック」だと思うんです。もうちょっと奥行きを見せてくれないと、僕は納得できません。
●Yellow Magic Orchestra
さて、待望のYMO。何と1曲目がビートルズの「Hello Goodbye」。あまりのかっこよさにひっくり返りました。会場じゅう大合唱!
セットリストは、HAS/HASYMO以降の曲と、教授ソロ「Thousand Knives」「Tibetan Dance」「Riot in Lagos」、幸宏さんの「Still Walkin' to the Beat」とか、スケッチショウの「Supreme Secret」とか。「ライディーン」も新しいバージョンだし。
つまり、“旧YMOのオリジナル曲”は1つもやってないんです。「CUE」とか、「以心電信」とかはない。そういうコンセプトだったのかなぁ。
で、今回小山田さんが参加していたんですが、先日の幸宏さんのときに、彼が入った瞬間に風景が変わるというか、完全に小山田カラーになるほどだったと思ったんです。
が、しかし、YMOは違いました。細野+幸宏の鉄壁のグルーブは、小山田ギターを包み込んで、なお崩れない。いやはや、恐れ入りました。すごすぎます。
アンコールでは「ファイヤークラッカー」で細野さんが木琴か鉄琴かをたたいている姿が涙もの。
ライダーズは縦ノリだったのですが、YMOは横ノリです。
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そんなわけで大変満足して、有楽町からえつままたちの宿のある新橋まで徒歩で移動。くたくたの状態でRIGOLETTO KITCHENにたどり着いたのでした。
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