向いていないからやめておきな
mixiのメッセージでこんなものが見知らぬ人から来ました。
>こんばんは(^O^)
>
>突然ですみません
>
>雑誌編集者になりたいんですけど●,
>雑誌編集科の専門学校からでもなれますか??●
(原文では●の部分に絵文字)
えーっと……。
■雑誌の編集なんて仕事はあと何年続けられる職業か分からないのでならない方がいい
■そもそも何の雑誌の編集をしたいのか分からない。同ジャンル/近いジャンルならともかく、質問が漠然としすぎていて何も言えない。というかそのくらい編集の仕事の内容は違う。例えば僕が『メンズノンノ』の編集なんてできるわけがない
■漠然とした質問しかできない程度の志望動機と、それを伝えられない国語力、「絵文字を使わない文章でのコミュニケーション」ができないのであれば、言葉を扱う編集の仕事などしない方がいい
■僕の場合、編集の仕事は全部現場でのたたき上げです。最初の3年間は毎月泣きながら徹夜して入稿し、仕事を覚えました。編集の専門学校なんて何の意味も無いと思っています
随分とナメられたものですね。プロフィールに雑誌編集者と書いているから僕宛に送ってきたんでしょうけれど、ブログでどんなことを書いているかくらい確かめてから送ってくればいいのに。
個人攻撃をしたくはないのですが、この質問者さんは僕が個人的に「最も編集になってもらいたくないタイプ」の人だと感じました。あまりにイラっと来たので、直接返事しないでここに書いてしまいます。
唯一、この質問者の方を評価するとしたら「突然すみません」と書いている点でしょうか。「すいません」って文字で書かれるとイラっと来るのは僕だけ?
コメント[4]
素朴な疑問として雑誌編集科て何を勉強するの?
大学でphotoshopやillustratorのチュートラルを教え始めた時に違和感を感じ、今やサウンドアートのために大学でMax/mspを教えている。それ自身は悪くないのだが、この違和感はなんだろう?
職場で感じるのは自分で知らないことは教えてもらえると思っている人が増えて来たような気がする。
Posted by じゃい
at 2009年10月 1日 01:27 | 返信
>素朴な疑問として雑誌編集科て何を勉強するの?
たぶん、企画の立て方から取材の方法、印刷的な側面での雑誌の作り方、DTP、その他もろもろ、ということなんじゃないでしょうか?
この仕事を始めて1年くらいしたときに、そっち系の専門学校の広告企画で「このページは学生が作りました」とたかだか1ページに15人くらいの名前が書いてあり、しかも「3年」までいるのを見て驚愕しました。そんなよってたかって集まって、何をやっているのか、と。
彼らは卒業後どうするんでしょうかね? どこかの編プロとかに入るのかな……? あるいはDTP屋さんとか。
大学で何を教えるのかについては、いろいろ議論があるかと思いますが、もはや全入時代なので、かつて専門学校が担っていたような実学主義的な側面が強くなっていることは否めないと思います。サービス産業としての大学、とでも言いましょうか。
若者については、イラっと来ることも多々あるのですが、たぶんに個々人のパーソナリティにもよるのでここでは言及しません。若者批判というのはいつの世でもありますからね。
Posted by iori
at 2009年10月 1日 09:36 | 返信
すいませんは煙草じゃ!
中学の時の先生がそう言ってました。
Posted by わだっち at 2009年10月 1日 15:14 | 返信
オッパイじゃなくて?
Posted by iori
at 2009年10月 1日 19:49 | 返信
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