2012年11月29日

Logic Pro Xは出るのかね?

 

ICONさんが、Apple、Logicなどのプロ・オーディオ・アプリケーションの開発を終了?という記事を出していました。

うわさ話にしてはあまりに反響が大きくて、Logic Pro Xは登場するのか? 今後について考えてみるという記事も続けて出していましたが。

 

個人的にはLogicは7(つまりApple製品になって)から使っていて、結構手になじむようになっているので、今から代わりを探せと言われても困ってしまいます。まあ販売されなくなっても今のものがある程度は使えるだろうから当面はいいんですが。Pro ToolsもLiveもあるけど、LogicにはLogicの作法が僕なりにあって、作業内容によってはほかのソフトでやる気はしないんですよね。

 

ただ、現状で不満も多々あるので、次のバージョンが出るとしたら改善してほしい点もいろいろあります。

 

 

 

まず、音が古い。というか細くて硬くて“音”になりにくい。

主にこれはEXSの付属サンプルに言えることですが、多くは前世紀に開発されたものなので、最近のサンプル系音源と比べると3世代くらい古い感じなんですよね。

もちろんああだこうだいじくり回したりするんですが、面倒なので、主要なものはサードパーティのプラグインを使ったりしています。

これってサンプル容量の問題でもあるので、音がよい=重いという感じにもなるのですが、そういうのとは別に音の疎密感として軽い感じもするのです。EVP88(エレピ音源)もよく使うんですが、Pro Tools用のVelvetとかの方が圧倒的にリアルだし。

エフェクトにも同様なことが言えて、あまり色付けしない分にはいいんですが、色を求めてしまうとちょっとなぁ...という気分になることもあります。

じゃあサードパーティのものを使えばいいじゃん、という話になりそうですが、Logicのインストゥルメントは軽いんですよ。これも捨てがたい。特にES2は無いとちょっと困っちゃうので、できればLegacyエンジンと新規エンジンの切り替えができるとうれしいなぁ(エフェクトもね)。

 

あとはFlexの音質ですね。

Pro ToolsでX-Form使ってしまうと、さすがにFlexの音質では満足できず、ソフト間を行ったり来たりすることもしばしばで。

 

欲を言えばシグナルパスの64ビット化とか、マスタリング機能の増強とか、32ビットブリッジの改良とかいろいろあるんですが。

 

逆に気に入っている点は、打ち込みのしやすさですね。スコアも出せるし。

 

オーディオのエディットはPro Toolsでないと…とは思うのですが、こっちも代替できそうなものがないかということは気にかけています。

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