2009年8月29日

三語文

 

はてな匿名ダイアリーより「わたし彼女がなんであんな文体でかかれているのか、その理由が分かっ」(小鳥メモメモ経由)から引用します。これは『あたし彼女』というケータイ小説から、あのケータイ小説特有の文体について考察したものです。

じゃあ、何故、本文の文章は、あんな風に、意図的に、一行の、文章が、1??3単語で、副詞がなく、5行に、一回、「みたいな?」が、はいるのか。

(中略)

理由はひとつ。

それは「携帯で小説を読むメインの層の思考のトレースをしたらそうなった」そしてそれはつまり、その“層の思考が2bit”だってこと。

 

 

 

えーと……。

普段から、僕も同じようなことを感じ取っていて、後輩に説明しても全然聞いていなかったり、あるいはミクシィや2chなどで頻繁に見かけるググレカス的な質問書き込みとか。ああ、そうか、三語文程度でないとダメなんだと。三語文というと3〜4歳児辺りで話せるようになるのでしょうか? あとはボキャブラリーばかり増えていくけれど、論理的思考力はついていかない……。

ということは、紙(雑誌)であれ、Webであれ、文章を紡いでいくという僕の仕事は、今後ますます受け手が減っていくということ? げー。

あまりにも極端な例なのかもしれないけれど、これは危機感として抱いていなければなりません。

お子さんがいらっしゃる方、文章を読み書きする力はできるだけのばしてあげてください。でないと僕が食いっぱぐれる……(汗)。

 

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コメント[2]

結構2ちゃんに入り浸ってるけど、
「今北産業」っていうのはよく出来てるなぁ、と思ったり。

外国語(主に英語)はいつまでたっても三語文より先にいけません~

「今来た俺に三行で状況を説明してくれ」ってことか。知らなかった。

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