2009年12月23日

TX『ガイアの夜明け』を見て思ったこと

テレビ東京『ガイアの夜明け』を昨夜見ていて思ったことです。

昨晩の放送内容はこちら

1.番組が継続することの意義

古いものでは8年前に番組がスタートしたばかりのころ取材したものを追取材している。番組が継続していないとこうしたスタイルで取材することは難しい。と同時に、同じスタッフでやっていなければすんなりとはできないだろう。

 

2.中国の経済発展

農村部から都市部の工場に働きに出た少女が、同じ工場で働く男性と結婚。現在彼女の月給5万円弱(農村にいたころの10倍)…というような話は、そのほかの番組などでも見ているところ。ここからがちょっとびっくり。10年ローンで買ったマンションの価格が112万円。しかも広さ100平米越え!……思いっきり萎えました。今、日本の夫婦が工場で共働きしていたとして、10年ローンでマンション買うなんて無理ですよ。経済成長のさなかにある、というのはこういうことなんだなと思いました。

 

3.皇室が得た情報のアウトプット

日本ポリグルという、水の浄化剤を作っている会社が、イスタンブールで行われた「世界水フォーラム」に出展していたところ、皇太子殿下が森喜朗元首相らを伴って視察にいらしていた。殿下は熱心に説明に耳を傾けていた……そこまではいいんです。皇室の方々は、さまざまな視察をされています。もちろんもろもろのフィルターはあるでしょうけれど、こうして一次情報に触れる機会は相当あるはずです。ですか、彼らはその情報を社会的にアウトプットするすべをほとんど持っていない。憲法の要請からすれば、致し方ないことなのかもしれません。でも、それはそれでつらいだろうなぁ、僕だったら気が狂っちゃうよ、きっと……と思います。例えば皇太子ブログとか、@higenodenkaというアカウントで秋篠宮殿下がtwitterやっていたらそれはそれで面白いのにな……。それでアフィリエイトとかして、皇室予算を稼ぐとかね。「宮内庁御用達」という名目が許されるのであれば、それくらいはやってもいいような気もするんですが……。

 

4.障害者雇用の難しさ

スワンというパン屋があります。僕も銀座を歩いていてお店を見かけたことだけはあったのだけど、ここはヤマト運輸の社長が、障害者雇用の受け皿として始めた「事業」だということを知りました。ただ、大半の消費者からしてみれば、障害者がやっているとかはどうでもいい話で、おいしいとか、安いとか、そういう目線で買い物をする。不況下で事業を継続していくのは大変だろうなぁ……(という単なる感想)。デフレで大量生産品の価格が下がっているので、ベーカリーもなかなか難しいのではないか?と思ったりしてね(ヤマザキパンとかに比べて単価高いからね。ヤマザキもヴィ・ド・フランスやってるけど)。

 

単なる感想でしかないので、ここから議論を膨らませるつもりはありません。あしからず。

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