2010年9月 9日

資格=替えが効く?

 

最近、通勤電車で資格の通信教育の広告を見てふと思ったことを書きます。

 

資格が必要な仕事って、要するに替えが効くってことなんじゃないか?と。

 

 

 

 

例えば、企業で経理のできる人を探すとしたら、簿記とか持ってる人ということになるでしょう、たぶん。逆にそうした資格のある人は、いったん会社をやめたとしても再就職しやすい。

 

これに対して、僕の仕事は、替えが効く場合と、あまり替えが効かない場合とがあります。どちらかというと替えが効かないというか、「コイツがやってるなら万全だろ」的な方がいいことが多い。

(一応、部署の方針としてみんながゼネラリスト的に何でもできるようにというのはありますが)

例えば、うちの部署で誰かがやめてしまうと、欠員補充しても実際に仕事を回せるようになるまでは時間がかかったりします。これまで編集経験者が入ってきても、なかなかうまく行かないことも何度かありました。

 

でも、資格が要る仕事でも、そこから先が重要だったりしますよね。

経理の専門家でも、特殊な業界慣習との間で調整を計ったりもするだろうし、弁護士だって専門分野がそれぞれにあったりするわけです。

 

これを逆からとらえると、“替えが効く”ということは仕事に就ける可能性は高くなる、ということかもしれません。欠員が出ても、スライドしやすい。

いざ自分の身に置き換えてみると、例えば今の職場を離れてしまって、いったいどんな仕事に就くのよ?というのが今ひとつイメージできなかったりします。

 

……ということは、不況下でも仕事に就けるということに順位を付けるとするなら

 

1.資格があって、替えが効かない人

2.資格が無くて、替えが効かない人

3.資格だけある人

4.資格が無くて、替えられちゃう人

 

ひょっとすると2と3は逆の場合があるのかもしれませんが、こういうことなのかなーとふと思いました。

すごく当たり前のことを仰々しく書いてしまいましたが。

まあ、でも、僕はやっぱり2が好きで、1だったらなお良いだろうなとは思います。

(ただ自分の仕事に生かせる資格ってあまり思い浮かばない……ことにしておこう。受験勉強したくない)

 

ちなみに、僕が今の職場を辞めたいと思っているわけではありません。最近身の回りであったことをいろいろ複合して、ふと思ったこととして記しておきます。

 

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