2010年10月16日

最近行ったもののまとめ

ブログにこれまで書いていない、最近行ったライブや演劇のまとめです。

一応、ネタバレ注意ということで、ご了承ください。

 

●ライブ

◆9/11 Eternal September 2010@liquidroom

(カーネーション、曽我部恵一ランデブーバンド、LOST IN TIME)

カーネーション主催のイベントでした。

LOST IN TIMEは初見で、レコーディングはエンジニアに鳥羽修さん起用とのこと。いわゆるJポップ/Jロック系ではありますが、一筋縄ではいかない感じがなかなかよろしいかと。

曽我部さんはランデブーバンド……ではありますが、ソカバン+αという感じ。ゲスト的にヒックスヴィルの木暮さんも参加(ギターがROLAND G-707だった)。とにかくシンプルかつストレートにグイグイ持っていく感じが素敵。好きになっちゃうよねぇ。

カーネーションは、ドラムに宮田繁男さん、キーボードに上田禎さんを迎えた編成で初めてのライブ。ドラムが違うと全く別のバンドですな。5人時代の曲ではちょっと違和感を覚えることがあったけど(染み付いてるからね)、最近の曲では宮田さんのシャープさが生きてるようにも思いました。

 

◆9/29 山下達郎@NHKホール

タツローさんのライブを見るのは初めて。だってチケット取れないんだもん。

これが3時間半のステージ……すごかった。ずーっとやりっぱなし。最近のシングル以外はRCA時代の曲が多く、ヒット曲は網羅、シュガーベイブの曲までやってしまう……どんだけサービス精神旺盛なんだ!?と思いました。

達郎さん、還暦までは毎年ツアーをやると宣言していました。すごい。

若手も同年代も、見習うべき点が多すぎる。

 

◆10/15 TURN ON THE SUNLIGHT JAPAN TOUR@UNIT

カルロス・ニーニョという、LAのスピリチュアル・ジャズ…と言えばいいのかしら?その辺りをまとめているプロデューサーのユニットのツアー。

正直CDで聴いていただけでは、オルタナ・アンビエント・フォークだなーとしか思っていなかったのですが、いろいろ話題だったのでこれは見ておかないと!的に行ってみたら大正解でした。

カルロス自身は主にMacから自然の環境音を流していて、それにシンプルなギターと歌、ドラムなどが乗るという編成。そのピースフルな雰囲気というか、アトモスフィアが、作り物っぽいのとは全く逆の感覚で伝わってくるのがグッド。

できれば休日の屋外とかで見たかった……。

対バンはテニスコーツとレイハラカミ。テニスコーツはゲストに梅田哲也というアーティストが参加していて、自作の回転スピーカーやらなにやらで不思議な音を出し続けるというステージでした。この梅田さんがよかった。

ハラカミさんは、まあ、説明不要でしょう。

総じて、シンプルな音楽に何かを加えることで、なんだか不思議な空間が生まれる、ということを深く再確認したイベントでした。

ただ、取って付けただけではダメなんだよね。そこが難しい。意味のある音、意志のある音は大事です。

 

●演劇関係

◆10/9 劇団☆新感線『鋼鉄番長』

初めての新感線がネタモノ、というのはどうかと思いますが、轟天シリーズの学園ものでした。

チケット1万円は高いけど、これは仕方ないね。大人がお金かけて本気でバカをやってる。

そしてなにも残らない(笑)。

坂井真紀さん、かわいかったですね。田辺聖一さん、イカれてます(笑)。

 

◆10/16 タンバリンプロデューサーズ『弱虫団』(吉田ウーロン太・作&演出)

フラミンゴのウーロン太さん作・演出の任侠コメディ?

同じくフラミンゴの竹森千人、バカっぽい役を熱演していました。ウーロンもいい味だしてる。

しかし役者として最も評価したいのはニート役のパップコーン芦沢統人さん。うまいなぁ。彼らのコントも見てみたいです。

ホンは……面白いんだけど、「その先」まで見せてほしかったな……。ウーロンなら書けるはず。まして上演時間80分だから、あと10分足して、話としての深さを出して欲しかったのが本音でした。

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