クロスバイクをオフロード用「っぽく」使う
【あまりがちなクロスバイク】
スポーツ自転車が欲しくて、とりあえず手ごろなクロスバイクを買ったものの、すぐにロードバイクが欲しくなって買ってしまい、クロスにはあまり乗らなくなる、というパターンはよくあります。僕がそうです……ということはありません。どちらもそれなりに乗ってはいました。
クロスバイクはそもそもMTBを舗装路用にしたものと言えます。大きな違いはタイヤ。クロスバイクは接地抵抗を減らすために細めで、凹凸のほとんどないスリックタイヤを使います。通常は25〜32Cくらいの太さです。
他方で、ロードバイクを未舗装路(砂利道や砂地、泥地程度)を走るようにしたものをシクロクロスといいます。厳密に言えばいろいろ違いはありますが、一番大きな違いはタイヤです。ロードバイクは20〜25C程度のスリックタイヤなのに対し、シクロクロスでは32C以下(国際規定)のタイヤで、MTBタイヤほどのものではないですが、トレッド・パターンのあるタイヤを履きます。最近はその中間とも言える「グラベル・ロード」なんてのも流行ってますが。
つまるところ、クロスバイクはどうやっても舗装路ではロードバイクにかなわないし、ロードとクロスと両方あって用途がかち合うんだったらMTBっぽく(あくまで「っぽく」)使ってしまえば?というのが僕の提案です。
ホダカの店長に怒られそうだな、これ……