futtong&mue
まだ原稿仕事が終わっていなかったのですが、友達のバンド、futtong&mueのライブ@三軒茶屋グレープフルーツムーンに行ってきました。
以下、メンバーや友達への個人的な手紙みたいな感想です。
futtong&mueは、大久保欽哉率いるFuttongとシンガー・ソングライターmueさんの合体バンドです。Futtongとは長い付き合いで、10年くらい前、彼らがまだフラメンゴ・ギャラローという前身バンドだったころに出会って、ギャラローの最初で最後のミニ・アルバムを一緒に作ったし、Futtongになってからもちょこちょこと録音の手伝いをしたり、リミックスをしたりとかしていました。最近はすっかりご無沙汰ですが……というか、大久保さんが、自分で録音をやるようになったので、僕に声がかかることがなくなったんですね。お互いに含みがあるわけじゃなくて、大久保さんは大久保さんで、かなり具体的にいろいろなイメージがあるので、恐らく自分でやった方がいいんでしょう。
で、自主制作の6曲入りCD-Rとはいえ、レコ初だということで行ってきました。
細かいいろいろは覚えきれないのですが、気がついたことなどを。
大久保さんは、やっぱ天才だなと。まず、顔で歌う。これがねぇ、なかなかできないんですよ。聴き疲れしてきても、大久保さんの顔を見ていると楽しくなってきちゃって、またリフレッシュできるてなもんで。あと、やっぱりソングライターとしても素晴らしいですね。明らかに大久保節というのはありつつ、新曲「夢の中へ」とか、どうしてこんなこと考えつくの?ってな感じだし、同じく新曲の「Dream On」のサビなんてねぇ、、、ずるいですよ(笑)。
今回ベースがおなじみ加藤さんが代打だったんですが、キック貝田との鉄壁リズム隊はさすがでね。2日で15曲覚えたとか、加藤さんすごすぎです(オオクボンの曲、難しいし)。
橋爪さんのギターも、彼はブルース・ロックに根ざしていながらも非常に大胆かつ器用なプレイなんだけど、今回は足元にいっぱい転がして踏み分けていました。それと、使用ギターにいろいろこだわりがあって、MUSICMANのアルバート・リー・モデルとかFENDER Starcasterとかそんなのばっかりだったのに、“あれ?今日はテレキャス?”って思ったらHAMERでした(笑)。そんなの見たことなかったよ。
mueさんのボーカルは初めて聴きました。彼女自身が書いた曲は、彼女独特の世界もありつつ、フォーキーで、それはそれで理解できるところなんだけど、残念ながら僕個人としてはピンと来ない部分もあります。が、これがFuttongと一緒になると不思議な魅力を放って来るのです。なぜか大久保曲では原田知世さんのような感じの声に聴こえる瞬間が多々あって、ワクワクしながら聴きました。
アマチュアだから、詰めが甘いところはいろいろあります。でも、ロック・バンドってこんなに自由で楽しいものだなぁと思わせてくれるのがうれしかったですね。また一緒になにかやれたらいいなぁと思いました。
そうそう、懐かしいThreesome曲もやってましたよ。
そうそう、帰りに某駅で久ヶ沢徹さんとすれ違いましたよ!
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