2013年12月 2日

is Rock about to die?

ロックは死にそうだ。

と、昨日ふと思ったんです。なんだろう? まだうまく言えないんですが。

 

都内のライブハウスで、ロックの箱の話をあまり聴かないな、という気がしました。もちろん頑張ってるハコはいっぱいあっての上での話だけど、新しいロック箱、しかも巨大資本が投入されているとかじゃないやつとかができる数が減ってるんじゃいかなと。印象だけの話だけど。

飽和している、というのも分からんではないですが、それに比べて弾き語りで出演できるような環境は増えているように思います。これは『ネットとライブで〜』で自分でもまとめた話ですが、バンドのライブがガッツリできる環境って、営業的にはリスクが高いんですよね。

正直に言えば、そんなにロックが大好きかというわけでもなく、雑食性の身なのでなんとも言えないんだけど。

で、レコード会社もロック・バンドとの契約を渋るようになっていますね。スタジオもバンドで録れるところが減ってる(これは世界的傾向)。

シュリンクし始めてる。これは間違いない。となると、若者がロックバンドにあこがれたり、ロックバンドやりたいって思う数は減るんですよ。子どもの数も減ってるしね。

フェスは盛り上がるけど、みんなが話題にするのってポール・マッカートニーの来日公演でしょ? なんだかな...という気持ちもあるんですよね。ソニー・ロリンズ見て喜んでる、みたいな。

 

もちろん実際には面白いロックバンドもたくさんあるんだけど、新しいロックの世界を見せてくれる人ってそんなに多くないな、という気持ちもあったりなかったりで。

攻めてるって意味では、カニエの攻め方みたいなところにたどり着いてる人ってどれくらいいるんだろう...

あ、アメリカは、リック・ルービンがいる間は安泰な気がしますけど。

まだぼんやりとそう感じてるだけの話なんですが、腐臭がしてないかどうかをつい気にしてしまいます。

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