2013年5月19日

小林賢太郎ソロ・パフォーマンス『Potsunen P+』

 

横浜、パリ、モナコでの『Potsunen P』を受けた公演でございました。

 

ポスター、気合い入ってますね。これ全部の要素をアナログで作ってから並べて、撮影したのではないかと思われます。ああ、考えただけでも面倒くさい……。

 

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以下、ネタバレでございます。

 

 

 

セットは立体構成で、上階もあります。演者一人なのになんて豪華なんだ!

そして合間の映像は、砂瓶のものは使い回しとして、昔のPotsunenの要素やマジックを散りばめつつ新作。シアターPのPotsunen氏が小林賢太郎に招待状を出し(メッセンジャーは毛虫!)、招かれた賢太郎が劇場に着くと、そこにPotsunen氏の姿はなく...というストーリーになっています。

 

ではセットリストを(順序は若干あやふやです)。

・日本検定

これはほぼ変更無し

・シー

セットが変更した分、あちこち変わりました。犬の鳴き声には「うるさい!」とルールから逸脱(笑)。窓の外では巨人?とビンタ合戦。全く意味不明ですが(笑)。

・んあえお

細部が変わった気がしますが、大きな変更はないような、大きく変わったような……。まあそういうネタですから。

・漫画の奴

これも漫画のストーリーがしっかりしたものになりました。音符と争うという形で、いろんなシーンが展開していくという形。

・ループ

幕間映像とリンクする形で、やってきた賢太郎の目の前にマス目が区切られたボードが降りてきます。これを地図と解釈するか、漫画と解釈するか、ポスターと解釈するかで行動が変わっていく、というループもの。

・ホワイトボード(Lines+Diver)

これは大きな変更はないかな。

・トーク

で、まさかの60分でエンド・トーク。トーク内で「授賞式」をやりました。日本語とハナモゲラの2バージョンで。ちなみに以前ブログで書いたいっこく堂式腹話術は「んあえお」でやりました。で、次のネタで最後というアナウンス。

・手の奴五十三次

新作。東海道五十三次をハンドマイム(収録)と実演で。70枚もイラストを描いたそうです。浜松はピアノと砂丘でした。磐田で会ったバイクが、あとで姿を変えて登場します。戸塚宿では「トツカク」もあったし(笑)。これ、タイミング勝負なので、かなり演じるのは難しいと思いました。

 

というわけで、感想はとにかく「楽しかったな〜」。あまり難しいことを考えず、すんなり楽しめるエンタテインメントを作ってくれたのには感謝です。

音楽は、既存曲の修正版が多かったかな?「手の奴五十三次」は「handmime」の変奏曲で、ところどころ和風なフレーズが混ざったりしていました。

ところで開演直前にかかっていた7拍子の曲は、まあどう聴いても徳澤青弦だったと思うんですが、その1曲前の木管+金管の入ったものも青弦曲なのかな?

 

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