2014年1月 4日

ゼロ・グラビティ

『ゼロ・グラビティ』を見に、ユナイテッド・シネマ浦和のIMAXまで行ってきました。

……というか『ゼロ・グラビティ』がどんな映画か全く知らなかったんですが、なんだか身の回りの多くの人が見に行ったようで、気になっていたんですね。

また、IMAXシアターに行ったことがなかったので、どんなものかなー?と思って、浦和まで愛車を飛ばして行ってきました(自転車です)。

IMAXシアターは、画面がでかく、シルバー・スクリーンなので輝度が高く、さらに遮音性も高い(気がした)ので、作品によってはもう通常シアターで見る気がしなくなりそうで怖い……。

どうでもいいことですが、ユナイテッド・シネマのCMにムロツヨシさんが出ていて、しかもボケ無しだったので盛大に吹きました。

 

以下、ネタバレです。

【あらすじ】

スペース・シャトルの船外ミッション中の、医学者ライアン・ストーン(サンドラ・ブロック)と宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。彼らはロシアの自国スパイ衛星爆破によるデブリ飛来によって、自分たちのシャトルを失う。国際宇宙ステーション(ISS)に向けて移動するが、マットはISSをつかめず宇宙の彼方へ。一人残されたライアンはISSに係留されていたソユーズで脱出を試みるが、メイン・エンジンが故障……。あきらめかけたライアンだが、なんとか中国の宇宙ステーションへ移動。中国製ロケットで大気圏突入を試みる。

 

……とあらすじ書いちゃうと盛大なネタバレではあるのですが、これがそんなの関係ないんですね。マットがいなくなった瞬間に、残るストーリーはライアンの生還しかないわけだから。

そんなことよりも、この作品のすごいところは映像です。宇宙ロケしたんじゃないかと思えるような浮遊感。見終えた後、しばらく宇宙酔いしている感じです。宇宙ロケした方が早いんじゃないの?と思えるほど。衝撃的かつ圧倒的でした。

メイキングの動画がYouTubeにアップされているのですが、これがねぇ...人物の動きはワイアー・アクションで、あとはCG合成なんですが、こりゃ俳優も大変ですよ。最後にクレジットに目を凝らしていたら、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのトレイナーの名前が出ていて、“これだったらトレーニングも要るわな〜”なんて思いましたが、相当フィジカルが強くないと無理……。役者根性です。それにしても、自然な無重力感。すごい。

ちなみにIMAX 3Dで見たんですが、宇宙の果てしない奥行きを感じながら、デブリが飛んでくるところでは思わず避けてしまいます。

音の方はというと、あまり大音量で脅かす感じはなく、無酸素や水中でのミュート表現などが非常にうまいな〜と思いました。

僕はずっとCGのハリウッド映画はしらけると思っていたんですが、こりゃCGじゃないとできないとてつもない表現だなと思いました。同時に、バキューン、バキューンとレーザー・ガンを撃ちあうような映画はバカバカしくて見られないだろうなぁ……。

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