2014年5月24日

【ネタバレ】KKP『ノケモノノケモノ』銀河劇場マチネ

KKPです。

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【あらすじ】

自動車メーカーのサラリーマン(音尾琢真)。地方の農地に工場建設をしようと地主と交渉するも決裂。出張から帰社しようとバスに乗る。乗り合わせた入間(小林賢太郎)そのバスの行き先は不思議な世界。そこで彼は自分が何者なのかを再確認することとなる……。

 

といったお話で、辻本耕志君と新顔の高橋良輔君はさまざまな役柄を演じます。

 

音尾さん演じる主人公が迷い込むのはKKP的な世界で、全く意味の通じない言葉で会話がされたり(あの授賞式のやつですね)、まあいろんなことが起こります。

こうした図式になると、小林賢太郎は圧倒的に彼岸の世界の住人として振る舞った方が面白い……つまり、音尾さんは、この物語の“あちらの世界”と、KKPにおける“小林賢太郎的な世界”のどちらにとってもビジターであり、その役柄設定が腑に落ちるところでよかったです。

細かい笑いをちょいちょい入れながら、話はアイデンティティに及ぶ……ってそういうの多いね、KKP。もっと純粋に笑いを追求してもいいのにな、とも思いましたが。でも最近のKKPでは一番おもしろかったかな。

そういえば“ケモノそば”なるものが出てくるんですが、これってシティボーイズのリス鍋ですね(笑)。

 

今回の徳澤青弦の音楽は、緊張感を増すような効果を演出している曲が多かったですね。バスに乗る辺りの、低音が刻んでる音とか、すごくいい感じだったと思います。来週たぶん会うので、そんなことを伝えておこうかと。

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