いい仕事
さて、2015年。どんな年になるんでしょうかね。
年末から違和感を覚えていた右腕なのですが、自己診断で頚痛から来ているようで、これはヤバいやつでは……と戦々恐々としています。病院に行ったらカラーつけられるんじゃないか、そのまま飛行機乗ってアメリカまで行くのかと、ビビっていますが……はてさて、どうなることやら。
身体の不調は年々僕を脅かしていて、思えば昨年は（も）持病のめまいに散々悩まされました。本当にヤバい局面で発作が起こらずになんとか切り抜けてきた感はありますが、これに怯えながら120％で仕事するのはなかなか難しく、90〜100％くらいの出力で乗り切るすべを体得してきました……が、それじゃいかんのですよ、編集者としては。常に先を見て、余力でいろんなことをストックしていかないと。
そんなわけで、新年の目標としては、やや悩むところもありますが、思い立ったことは「いい仕事をする」ってことです。
現状のチームで僕に求められるのは、どんなものでも100％きっちりやる、ということだと思います。もちろん数々の細かな不手際はありますが（反省しています）、結果として100に届くようにやる。そのミッションはこなしてきたつもりです。
でも、100％じゃダメなんですよ。100を101に、110に、120にしていかないと、成長は望めません。
なので、求められている以上の仕事をしないといけないわけですが、パフォーマンスとしては体調に引きずられるように落ちるに決まっています。そこをどう乗り越えるかと考えたテーマが「いい仕事をする」ということです。
100の精度をもって、そこにどうプラスαするか……それはケースバイケースだと思います。コストをどう抑えるか、どう利益を出すか、どう届けるか、どう響くか……。その仕掛けを二重三重に考えて打っていかないといけないなと。長くこの仕事をやっていると、「ああ、ここはこのペースでこうすればこうなる」というのは見えては来るのですが、そこからどう一つプラスするかを常に意識する。これは難しい課題ですが、たぶんやっていかないと僕自身の先が無くなるような気がしています。
今年で40歳、この仕事を始めて15年目。ここから上積みできるとしたら、何かのスキルを身につけることとは別に、こうした目に見えない積み重ねしかないんじゃないかな……という気がしています。
曖昧模糊とはしていますが、具体的な設定ってなかなか難しいんですよね。たぶん自己診断的なものを会社に出さないといけないと思うんですが、これをこのまま書くような気がしています。怒られるかもしれないけど。
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