2015年7月26日

自転車チェーン清掃マニュアル(2015年7月版)

どうも〜。梅雨時期の持病の症状が厳しくてあまり乗れなかったな〜と思ったら、酷暑でやはりあまり乗る気がないワタクシです。ツールも決着したし、ZONDA とか夏用のロングタイツ とか買ったりはしていますが。

はてさて、自転車乗りなら結構悩むのがチェーンの清掃です。乗るたびに乾拭きするのはまあ必須として、どうしても汚れが溜まってきますね。でもマンション住まいだとベランダでやらざるをえないし、ディグリーザーだのパーツクリーナーだのいろいろあるし、しかも自転車用のものって結構高いしで、何をどうしたらいいのか今ひとつ分からん(しかもベランダ汚れるし)みたいなところはあるかと思います。僕も試行錯誤してきましたが、作業性やニオイの残りなども考えると、現状のベストはこんな感じです。

 

●用意するもの

・速乾性パーツ・クリーナー 念のためプラスティックへの攻撃性が低いもの。ホームセンターで300円くらい。

・豚毛のブラシ ホームセンターで90円くらい。

・ステンレストレイ Amazonで2枚セット1,200円くらい

・ウェス 適当なもの

あと念のために古新聞などを下に敷くとよいでしょう。

 

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アフィリエイトリンクを貼りますが、ホームセンターで買った方が安いと思います(たぶんAmazonは送料分が乗ってるので)

 

●清掃方法

チェーンをアウターにかけて、チェーンリングの裏側からパーツ・クリーナーを吹き付けながら、豚毛のブラシでこすります。下にはトレイを敷いておくこと。チェーンリング(アウター)そのものも奇麗になりますが、ついでにインナーにも吹き付けてこすります。

 

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1周終わったらウェスで乾拭きして表面の汚れを取ります。僕の場合は、スプロケットも、リアディレーラーのプーリーも同様に清掃してしまいます。

この方法の良いところは、置換性のディグリーザーなどとは違って、とにかく速いことです。パーツ・クリーナーが速乾性なので、ベタベタと床面(古新聞など)が濡れてしまうことも最小限にできます。

トレイは、最初はこんな状態ですが...

 

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ものの5分で乾いてしまって...

 

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ウェスで拭けば片づけ完了です。

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あとはチェーンに注油すればおしまいです。

この豚毛の刷毛を使うのは、ワコーズのチェーンクリーナー(1,500円くらい) に同様のものがついてくるから、という理由です(ワコーズの方が密度があるけど)。扱いやすくて良いのと、プラスティック製のブラシは柄が崩壊してしまうことがこれまでに2回あったので、使いません。

また、本体はワコーズのマルチフォーミング・クリーナー(1,000円)が、水洗い不要で便利だなと思ったのですが、これはもともとガラスクリーナーから改良したそうなので、同様の弱アルカリ性ガラスクリーナーを買ってきまして……
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ヘッドだけ付け替えました。これで狙ったところにバッチリ。

 

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これは泡を吹き付けて、ウェスで拭きあげると奇麗になります。チェーンやスプロケなどの予備清掃にも使えます。ただ、これは相当乾燥が遅いので、駆動系のパーツにかけた場合はエアブロワーで吹いて飛ばしてしまいます。狭いところやバーテープ、サドルなども、豚毛ブラシで叩くと汚れが浮き上がります。

あくまで自己責任ではありますが、ご参考になれば。

 

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