変速の調子がおかしいときはまずワイヤーのテンションを
いい加減Movable TypeからWordpressに移行したいな〜と思っているワタクシです。こんにちは。
さて、先日、荒川サイクリングロードを走っていたら、前方を走っているGIANTのシクロクロス車が、カラカラと音を立てていました。「ああ、これは変速機の調整不良だなあ」と思いながら追い抜いたのですが、どうにも気になるので、待って声をかけて、ささっと直してあげました。このケースでは、フロント・ディレーラー(変速機)のプレートがチェーンに当たってしまっていて、音鳴りがしていました。サクッと直せて、お互いにっこり。
変速付きの自転車では、こうした音鳴りに限らず、変速がいまいち決まらないな〜ということがよくあります。このような変速機の不調はありがちですが、割と簡単に直せるので、試してみてください。
まず疑うべきは、ワイヤーテンションが落ちているということ。特に初期伸びといって、購入時は適正だったのに、次第におかしくなってくるケースです。これは組付け時にインナーワイヤーに引っかかりがあって、それがこなれてくることで、伸びたような状態になってしまうこと。ギターの弦も、張り替えてしばらくはチューニングが落ち着かないことがありますが、弦自体の張力というよりも、ペグ〜ナット間、ブリッジ〜テールピース間の抵抗などがこなれていないから狂いやすい、というのと同じですね。
従って、ワイヤーのテンションを上げてあげればよいのです。その調整はどこでやるかは、車種によって異なります。
リア・ディレイラーならここ。必ず1/4周〜半周程度から試してみてください。方向は時計と逆回りでテンションが上がります。
フロントはダウン・チューブだったり....
アウター・ワイヤーの間だったり。あとClarisやSORAのSTIレバーからケーブルが生えているところだったりしますね。
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