2015年7月28日

変速の調子がおかしいときはまずワイヤーのテンションを

いい加減Movable TypeからWordpressに移行したいな〜と思っているワタクシです。こんにちは。

さて、先日、荒川サイクリングロードを走っていたら、前方を走っているGIANTのシクロクロス車が、カラカラと音を立てていました。「ああ、これは変速機の調整不良だなあ」と思いながら追い抜いたのですが、どうにも気になるので、待って声をかけて、ささっと直してあげました。このケースでは、フロント・ディレーラー(変速機)のプレートがチェーンに当たってしまっていて、音鳴りがしていました。サクッと直せて、お互いにっこり。

変速付きの自転車では、こうした音鳴りに限らず、変速がいまいち決まらないな〜ということがよくあります。このような変速機の不調はありがちですが、割と簡単に直せるので、試してみてください。

まず疑うべきは、ワイヤーテンションが落ちているということ。特に初期伸びといって、購入時は適正だったのに、次第におかしくなってくるケースです。これは組付け時にインナーワイヤーに引っかかりがあって、それがこなれてくることで、伸びたような状態になってしまうこと。ギターの弦も、張り替えてしばらくはチューニングが落ち着かないことがありますが、弦自体の張力というよりも、ペグ〜ナット間、ブリッジ〜テールピース間の抵抗などがこなれていないから狂いやすい、というのと同じですね。

従って、ワイヤーのテンションを上げてあげればよいのです。その調整はどこでやるかは、車種によって異なります。

2015-07-28 00.28.02.jpg

リア・ディレイラーならここ。必ず1/4周〜半周程度から試してみてください。方向は時計と逆回りでテンションが上がります。

2015-07-28 00.27.20.jpg

フロントはダウン・チューブだったり....

2015-07-28 00.27.39.jpg

アウター・ワイヤーの間だったり。あとClarisやSORAのSTIレバーからケーブルが生えているところだったりしますね。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.impactdisc.net/mt/mt-tb.cgi/429

コメントする