横浜遠足 KAAT〜JAZZ〜WWE
先日、小林賢太郎Potsunen Pを観にKAAT(神奈川芸術劇場)に行ったところ、KAATバックステージ・ツアーとか、KAAT the ツアー(という体験型推理ゲーム・イベント)をやっていることを知り、相方が行きたい(主に後者)というので、行ってきました。
まずはKAAT theツアー。まだ明日まで開催しているのでネタバレは自重しますが、各回約50人参加。ゼッケンをつけて何の羞恥プレイかと思いましたが(笑)。
僕らの参加した回の正解者は、何と我々夫婦のみ! チームワークの勝利でした。
で、これが終了した後に、あわててバックステージツアー(スペシャルコース)に参加。ホールからスタートして、ステージ上へ。
小林賢太郎さんがこんな風景を見ていたのかと思うと趣き深いです。KAATはプロセニアムという、アーチ状の額縁がステージにあるのですが、これが可動式。座席も可動式で、プログラムに合わせて形状が変更できます。通常は1〜3階席で1,200席ですが、客席との距離はキャパ700クラスのハコと変わらないとのこと。座席レイアウトは、例えば1〜2階席をつなげるような急勾配に設定するといったことも可能だそうです(ただし2階席下部分の1階席はつぶれてしまいます)。
バトンは五十数本あると言っていたような(失念)。そのバトンを吊り下げているすのこ(グリッドといいます)までエレベーターで上がります。
えーと、ステージから27m上だそうです。すのこの下は怖くて見られません(汗)。1本のバトンに1.2tのものを提げられるそうです。またグリッドの作業効率と美観を兼ねて、グリッドを黄色くペイントしてあるとのこと。
一階層下がったところには、バトンを動かすウインチが並んでいました。スペースの都合状、奇数番が上、偶数番が下、だったかな。
で、この階層から下を見下ろすと、こんな感じ...うわ、卓小さい...(ちなみに音響卓はDiGiCoの SD8でした)。
青色LEDのライトパイプは、本番中などの暗いときの動線確認用だそうです。この辺りからバトンを吊るしているケーブルを見ると、これそのものがアートだと思えるほどでした。
ピンスポの照明ブースも見学。ちなみに完全暗転からピンスポを狙うときは、ガラスにテープでバミって照準をつけるんだとか。
ピンスポ1発につき、2kWクラスのジェネがついていました。70Aくらいが表示されてたから相当ですね。
ほかにも6tの積載量のあるリフトとか、まあいろいろ見せていただいて。
これは奈落。KAATのステージは一坪大の板で構成されていて、ピットやセリを作ったりする際にはこれを外したり高さ調整したりするんだそうです。この奈落裏にはケーブル倉庫があって、BNCケーブルはCANAREでした(ってどうでもいい情報ですねw)。
最後は、バトンの制御卓。まあWWEユニバース的には後ろのラダーに熱狂してください(笑)。
このツアーが終了した時点で14時。適当に中華街でご飯を食べて、もう一度KAATに戻ります。同じ建物にあるNHK横浜でジャズのライブ・セッション・イベントをやっていて、ちょうど時間的に向井滋春さんと、我らが井上淑彦さんが参加するセッションが見られたので。ざっと2曲。音がモケモケで何だかさっぱりでしたが、やっぱり井上さんの音は美しいです。
続いて、日本大通りでやっていたtvk収穫祭へ。WWE Japanがブースを出していたので寄ってみました。ベルトを持って記念撮影。ちょっとシナっぽく。ていうかベルト重い...これ持って観戦とか、これで頭殴打とか、ちょっと信じられないです。
相方はパンク持ちで。ミステリオのマスクかぶると、アメリカ人の子どもみたいでしたが。
テイカーの帽子(本物)と、パンクのレガースもありました(本物)。
横浜高島屋で、小林賢太郎の聖地、マジックコーナーにも行ってみました。
あと、ミカバンドのキリンラガーのCMで使われたビル、まだあったんですね。
帰りに目黒へ移動。プロレスの聖地、ステーキハウス リベラへ。
よくよく考えたら、僕、この辺りは仕事でよく来ていたんですよね...まあ昔は関心無かったからなあ。
店内にも写真ぎっしりでした。撮り忘れちゃったけど、エディ・ゲレロとクリス・ベノワの2ショットは胸熱でした。あと、島田紳助とか笑福亭鶴瓶とかもありました(笑)。
で、メニューも基本的にはサイズと、普通かヒレしか無いわけで。一番小さいのでも1/2ポンド。焼き方の指定もなく、かなりレアな状態で出てきますが、肉質自体があまり脂っこくないのでペロっと食べられました。惜しむらくは長居する雰囲気ではないことでしょうね。テーブル席希望なら3〜4人以上で行くのが必須です。
というわけで楽しいお出かけの一日でありました。
コメント[1]
Twitterに書いた、KAATツアーの補足。なぜ彼らがこんなことをしているのか。
「解説を聞いていると、彼らは単にハコを貸しているわけではなく、公演の主体として、一緒に舞台を作っているという意識が高く、そのための工夫をたくさんしているということを周知させたい&劇場に足を運んでもらいたいという気持ちが強いと思いました」
Posted by iori at 2012年6月 3日 00:09 | 返信
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