ちゃぷたーって、かわいいよね #2
はてさて、基本的にはFARNA 9000からの組み換えですが、懸案の事項が幾つかありました。
・BBどうするよ?
TEREはPF86なので、シマノのBBでも良かったのですが、フレーム自体の精度がよく分からないのでWISHBONEにしました。ヤフオクで台湾だか香港から直送。これはシマノのねじ切り用の工具が2つ要るので、もう一つ追加購入。結構硬かったです。
WISHBONEは、圧入タイプのBBシェルでも、左右のスリーブ(アルミ製で相当剛性があります)を噛み合わせることで、平行面を出し、クランク軸のよじれを解消するというもの。おまけにセラミックベアリングだそうですが、それはまあおまけということで。BBカップのフェイシング(というかカーボンの場合切削?)をしなくてもいいというのは安心です。回転性能は高そうで、停止時にクランクを少し逆回転する感じからして軽いです。シマノのBBが渋いってだけの話ですが、個人的にはBBベアリング(というかグリス負荷)の回転性能は気にしなくてもいいと思っているので(それ以上に精度の方が重要)。
・コラムカットをしないといけないので、それ用のノコギリが必要
これはいろいろ悩んだ挙句、ParkToolのカーボン用ノコ刃(刃のみ)を購入。後々、ハクソーそのものがあった方がいいとは思いましたが今回は気にせず。実はカーボン対応のパイプカッターなるものがあって、試しに入手してみたのですが、刃渡りが足りなくて使えませんでした(そのテストはその辺に転がっていたカーボンシートポストでやってみました)。ソー・ガイドはトピークでないと刃の厚みが入らないそうです。
・FDだけは新しいR8000系アルテグラにしたい
気分の問題というより、FD6800アームがタイヤに当たる可能性を避けたいという理由がありました。ということでR8000を導入。「FDにあるマーカーの指定位置まで調整ボルトを締め込めば、ワイヤー側での調整は不要」とか言われていましたが、そこまでインナーを引っ張るのは結構大変なので、ワイヤー調整アジャスターは有った方がいいと思います。それよか当初、ワイヤーを後方へ逃がすトップキャップを紛失してしまい(汗)、しばらくワイヤーの余りをシートチューブにドラテで張ってごまかしていました。パーツの供給は9月に入ってからだったので、市場に出回るのを待って購入。ちなみにFD-R9100用パーツとして売られているものですが同じです(下の図の1)。
・チェーンリングがCX用の46-36なので、シマノの規定位置までFDを下げるようにしたい
FARNAでは規定位置まで下がらなくても動いたのであまり気にしなかったのですが、チェーン落ちの可能性が上がるので、ギリギリまでFDを下げたかった。これはsuginoのそれ用パーツMT-OXをゲット。これ、ボルトが特殊なのでチェーン・キャッチャーが付かなくなりましたが、FD位置を適正まで下げられたのでまあ大丈夫かな、と。ちなみにスプロケは12-28です(12-13-14-15-16-17-19-21-23-25-28というチート組み換え)
というわけで、徐々にパーツが届きはじめまして、夜な夜な組み換えを行いました。続く。
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