大塚英志+東浩紀『リアルのゆくえ』
大塚英志+東浩紀『リアルのゆくえ』(講談社現代新書・2008年)を読了しました。
いきなりこれを読んでも何がなんだか全く分からないと思うので、大塚英志『キャラクター小説の作り方』 、東浩紀『動物化するポストモダン』 『ゲーム的リアリズムの誕生』 辺りを読んでおくと、両者の立ち位置がよく分かると思います。
はっきり言えば、この本で繰り広げられる4回の対談は、7年に渡る千日手……噛み合わないまま始まり、終わっていきます。しかし、新たな局面を予想させる展開で終わるのです。